ようこそ秋田県三曲連盟へ
. 沿革・活動の概要
秋田三曲連盟−戦前
大正中期から昭和10年代にかけて日本中の邦楽愛好者を魅了した宮城道雄等の「新日本音楽」運動の影響も
あって、その頃の秋田の三曲(箏・三絃・尺八)界は大盛況でした。
昭和初年、秋田市在住の三曲師匠等によって「秋田三曲連盟」が結成され、初代会長に秋田市長の鈴木安孝
氏を迎え、旧県記念館で数多くの邦楽公演を行う等の活動をしていましたが、わが国が第二次世界大戦へ参戦
し、戦況の悪化と敗戦を迎えるに及び自然消滅しておりました。
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秋田県三曲連盟−昭和42年
戦後の混乱期を凌いで細々と活動を続けていた三曲界は、昭和30年代から40年代にかけて、わが国の経済が
高度成長を遂げる中で入門者も増え、NHKのラジオ邦楽番組でも三曲放送が度々あり、出演依頼もひんぱんに
ある等活況を呈したことから、再び三曲連盟を立ち上げようという機運が高まり、 昭和42年4月1日「秋田県三曲
連盟」が創立されました。全県下の箏、三絃、尺八等13会派、会員200名での再出発でした 初代会長に秋田県民
館長の石井彪氏が就任、県民会館と共催で毎年「三曲演奏会」を、5年ごとに「記念演奏会」を開催してきましたが
、現在は秋田市文化会館やアトリオンを会場にすることが多くなっております。
平成3年にアトリオンで「新春おことのしらべ」を開催、翌年より「初春のしらべ」と名称変更。1部は各会派1曲、
2部は若手有望奏者の育成のための発表の場とし現在に至っています。この間、秋田県及び各市町村の文化祭
に出演、県外で開催された国民文化祭にも度々出演し、平成26年には第29回国民文化祭・あきた2014・「邦楽
の祭典」を秋田市文化会館で開催、かってない大盛況の国文祭でした。
平成29年4月1日で創立50周年を迎え、同年6月11日、秋田県三曲連盟創立50周年記念 三曲演奏会を開催
特別出演者に野坂操壽、善養寺惠介、野坂惠璃を迎え、秋田県民会館において盛大に記念演奏会を行いました。
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